決勝ダイジェスト
 

取材・上原伸一
写真・荒川祐史


 西武ドームで行われた準決勝第2試合が終わって12時間と少し。東京ドームでの決勝は午前8時40分にスタートした。

 まっさらなマウンドに立ったのはBig☆B(ビッグビー)の三上。昨日の準々決勝から三連投になる。三上はやや緊張の色も見られたが、Spiritsの攻撃をゼロに抑えた。

 一方、Spirits(スピリッツ)の先発・北川はその裏、立ち上がりに苦しむ。昨晩ホテルに到着した時はすでに日付が変わっていた。その疲れもあったのだろうか。

Big☆Bの先頭・梅田に内野安打を許すと、自らのエラーなどでいきなり無死満塁のピンチを招く。ここから押し出しとワイルドピッチで2点を献上すると、その後も六番・中村に2点適時打を喫し、この回、4点を失った。

 Big☆Bがビッグイニングとしたのは2回だった。無死2塁からワイルドピッチで1点を追加すると、四番・酒井の適時二塁打で1点。五番の真通を迎えたところで、Spiritsの投手は捕手の秋山に変わったが、Big☆Bは相手エラーなどでさらに2点を加える。

 これで8対0。試合は一方的な様相を帯びてきたが、それでもBig☆Bは攻撃の手を休めず、九番・川崎の2点適時打、一番・梅田の2点二塁打などでさらに6点。この回、打者14人を送り、計10点を挙げた。

 14対0となっても、Big☆B打線の勢いは止まらない。三回には九番・川崎にライトへの2点ランニングホームランが飛び出し、ベンチはお祭りムードになった。

 早々と大差をつけられるも、Spiritsは最後まで諦めなかった。三回には準々決勝で逆転満塁弾を放った三番・本間がライトにヒットを飛ばし、四回にはファーストに回った北川が内野安打を、そして五回には二番・長谷川(竜)がレフトへヒットを放つ。しかしSpiritsはBig☆Bの好投手・三上の前に2塁を踏むことができなかった。

 三上は五回二死1塁から、最後の打者を三振に打ち取り、この瞬間、Big☆Bの初優勝が決まった(試合は時間切れのため五回で終了)。真通監督はスタンドにかけつけたナインの家族の前で宙に舞った。(以上、敬称略)

 

 

  1 2 3 4 5 6 7  
Spirits
(北海道地区代表)
0 0 0 0 0 - -   0
Big☆B
(関東地区代表)
4 10 2 0 × - -   16


※全国大会の詳細につきましては、オフィシャルレポートVol.9でお伝えします。

 

 

 

 

試合はBig☆Bの一方的な展開に。初回からBig☆Bの選手が次々にホームを駆け抜けた。
 

Big☆Bの不動のエース・三上は五回を4安打完封。落ち着いた投球で見事優勝投手になった。

 

Spiritsの先発・北川は前日の疲れもあったか、制球が定まらなかったのが惜しまれる。


三上の良さを引き出した捕手の梅田。トップを打つ司令塔はこの試合2安打3得点とバットでも大きく貢献した。



点差が大きく離れてもBig☆Bは攻撃の手を緩めることはなかった。(写真は2得点の植手)



準々決勝で逆転満塁弾を放ったSpiritsの本間。決勝でも三回にヒットを放って意地を見せた。



釧路大会の第2代表から勝ち上がってきたSpiritsは最後まで気持ちを切らすことなくしっかり守った。

 

 

やった!日本一だ!全国優勝を勝ち取った瞬間、Big☆Bナインは喜びを爆発させた。
 
優勝したBig☆Bには、大会会長である、株式会社マルハンの韓裕代表取締役社長より、 優勝旗など、優勝賞品は授与された。
 
特別協賛スポンサーである、株式会社マルハンの韓俊取締役副社長からは、優勝記念品としてBig☆Bにグラウンドコートが授与された。
     
 

決勝で持てる力を発揮できなかったSpiritsだが全国2位だ。胸を張っていい。

 
     
 

投攻守走とどれも優れていたBig☆Bが第5回大会の王者となった。

 

 

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